1.損益計算書と5つの利益
損益計算書には5つの利益があります。借入元本の返済原資は、下記5「税引後当期純利益」と減価償却費となります。
2.目標利益の考え方
コロナ融資の返済が円滑に行える必要利益額を計算し、これを目標利益とすることが考えられます。
(目標利益額)=(借入金の年間返済額ー減価償却費)÷(1-実効税率)
目標利益の考え方はその他に以下のようなものもあります。
①何年か後の「目標自己資本比率」から逆算して、毎年の税引後利益を計算する
②長期借入金の年間返済額を計算し、これを収益で償還できるような目標利益を出す
③赤字を解消して、収支均衡するところまでもっていく 等
3.利益の確保とコスト見直しのヒント
目標利益から、その目標を達成するための限界利益額の増大やコスト見直し金額の目標を設定することができます。
下記の図表は、限界利益率アップと固定費ダウンのヒントとなります。
1.年末調整電子化のカギとなるマイナポータル
マイナポータルは、行政の手続きやお知らせの確認ができるオンラインサービスです。それ以外にも、外部のWebサービスとの連携機能もあり、これを活用すれば、生命保険料などの控除証明書等を電子データで受けとることができます。
また、年金情報の確認、助成金等の申請、各種の届出・申込を行うこともでき、従業員本人にとって、年末調整の電子化以外にも利便性があります。
2.PXまいポータルの活用で給与事務を合理化
年末調整に関連する業務や毎月の給与明細書等の配付の業務は手間がかかりますが、TKC「PXまいポータル」を使ってデジタル化することで、事務負担を大幅に軽減できます。さらに、マイナンバーも安全に管理できます。
また、国税庁が推進する「年末調整の電子化に向けた取組」についても、取組が開始された一昨年と比較してマイナポータル連携に対応する保険会社等が増加し、年末調整電子化のメリットを感じられる環境が整ってきています。
TKC「PXまいポータル」にご興味をお持ちいただけましたら、当事務所にご連絡下さい。
インボイスには、税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜き又は税込み)及び適用税率を表示するとともに、税率ごとに集計した合計額をもとに税額を表示します。
消費税額の端数処理は、切り捨て、切り上げ、四捨五入など、任意の方法で行います。ただし、、端数処理は、1つのインボイスにつき税率ごとに1回とされており、商品明細ごとに端数処理を行うことは認められません。そのため、明細行に消費税額を表示したとしても、その合計額と取引金額(合計)から計算した消費税額等は端数処理の関係で一致しない場合があります。
①請求書をインボイスとするケースでは、請求書において税率ごとに1回の端数処理を行います。
②納品書をインボイスとするケースでは、納品書に「税率ごとに区分した消費税額等」を記載するため、納品書につき税率ごとに1回の端数処理を行います。
事務所名 | 岸野有紀 公認会計士・税理士事務所 |
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所長名 | 岸野 有紀 |
所在地 | 〒178-0063 東京都練馬区東大泉1-36-10 |
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